ゆめ と 現実

2002年4月13日
たとえば恋人になって。
たとえばやさしい時間を過ごす。

愛に溺れて、身体を触れ合って。
幸せになる。

そんな夢を見ていたのかな?
そんな夢を見せていたのかな?

うん、ごめん。
確かに汚い所はそんなに見せなかった。
逢うときはほんのわずかだから、何も考えず楽しい時間だけで埋めた。

そして、ぶつかった。

友達、と私は言った。
彼はそれでいいといった。

そして、その口でキスしたいという。
私は冗談のように笑ってかわした。
そして、逢う時間をできるだけ引き離した。

欲求不満だと彼は言う。
逢いたいと彼は言う。
これはもう、友達じゃないね。

問題は、私は今彼を求めていない。
でも、好ましく思っている。
彼との未来があるかもしれないと、期待している。
でも、今は違う。
求められても応えられない。
ごめん、勘違いさせた。

お互いの距離を確認しよう。
君の立ち位置と私の立ち位置。
そして、私の心の距離。
未来。
それを話し合わず、知ろうとせずここまで淡い夢を見てきたつけがまわった。

傷つけるだろう。
きっと。
そのことによって私も傷つく。
夢だけ見ていられれば幸せだよね。
でも、現実に生きているから知らなきゃいけない。
お互いの距離、立ち位置、考えかた。

友人の意味。
恋人の意義。
いつまでも、夢見てまどろんではいられないから…
幸せな夢を断ち切って、現実を見据えよう。

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